2018年10月02日

歩みその14 街中プラザ「いきいき村」のお勧め商品

1) 久高製茶香味園 南部町の北佐野という、山里の高地にある茶畑は、昼夜の温度差があり、また朝露がおりて茶の生育にとても相応しい。
 国道の車の排気ガスがほとんどないので、美味を生むという。
 一度、会員4人でお邪魔してこのような山中を営業に往復するのは大変なことだと驚き、「製茶のご苦労と美味の秘訣を教えられ」て感心した。

2)柚子の里 ゆず味噌 橋本さんたちが長年の手作り味噌の美味を町外のお客様も愛用されている。
 ゆず風味を味わえるゆずせんべいや、揚げ菓子の「ゆずっこちゃん」また、ゆずみそドレッシングも人気です。

3)町内のひまわり玉子は、栄養価が高くて、とても評判。
 芦沢さんのフレッシュエッグ芙蓉園と市川養鶏所は、1万羽以上を飼育していて、東京の生協へ出荷している。
 10数種の”食材”を混ぜてオリジナル飼料を与えて、生まれるひまわり玉子は、食卓に欠かせない栄養食品となり、有難いです。

4)身延町のNPO法人エコクラブみのぶは、山里玉子を納品。平飼いで、有精卵であり、とても栄養価が高い。
 品質もしっかりしていて、賞味期限も長くて、固定客が多い。

5)切り花 近年、独居老人がホントに多くなり、墓参などの花をお買い求め客が増えた。
 春秋のお彼岸とお盆には、大勢のお客様が「長持ちするので助かります」とご利用されている。
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2018年10月01日

歩みその13 情報サービス

1)ゆーパック 年間契約しているので、経済的料金で利用いただいている。
都会に住む子どもたちや、嫁いだ先へのふるさと便が、旬のやさいやコメなどを送る利用客には喜ばれている。

2)プレイガイド ますほ文化ホールと、身延総合会館のチケットを販売。
10枚預かり、手数料は5%だが、商店街や銀行、郵便局に来られた方が、店頭のポスターをみて、お買い求めされている。

3)コピーサービス 近くにコンビニがないので、高齢者には10円サービスが喜ばれている。
大正琴などの文化クラブの方が、楽譜をコピーしたいという例も。少しでもお買い物につながるように願いつつ。

4)子どもの習字などを展示 秋山恵子書道教室の子どもらが一生懸命書いた習字の作品を展示している。
1か月ごとに作品が変わり、祖父母や兄弟たちが見に来たりすることも。
習い事を続けると、ホントに上手になるものですね。10年近く、掲示していると進歩が判ります。

5)情報コーナーには、峡南地方5町の案内パンフや、南アルプス市、富士川町内の見どころパンフを置いています。県外のドライバー客も利用される例もあり、温泉宿を教えてあげるガイド役も果たしています。
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2018年09月30日

いきいき村の歩み その11 10年間の山あり、谷あり

21年創業から、年々10%ほど扱い高が伸び、26年度の売上は1540万円ほどになった。
10年間では、1億2千万円程の売上となるので、会員農家と、パートさん、家主などに還元して地域活性化のために役立ったようだ。
25年12月はゆずや正月の花などの販売で多忙のため、大みそかのみ半休。
地方のマーケットは、消費力も大きくないので、保守的で低成長。

家賃は5万円だった。現在は、駐車場2台を解約して45000円となっている。
パート代と家賃の固定費負担が大きく、受託手数料15%では利益確保は難しい。
会員の中には、「他の直売所と同じように、20%とってもいいんだよ」と提案もあった。
しかし、会員農家に少しでも還元できるよう10年間、15%を続けて、地域へのお役立ちに努めている。
買取商品では、在庫リスクがあるが、利幅を確保している。

広報宣伝では、町の広報誌や、「ザ・山梨」に掲載された。観光物産協会員として、スタンプラリーなどのパンフに毎年、掲載。
山梨日日新聞にもイベントやゆずマーマレードや奈良漬けの商品開発の記事などを載せてもらった。
注目すべきは、創業時から自家用車の車体に「いきいき村」とテープを貼って、動く広告を行っている。

電動自転車を2台購入して、レンタサイクルもやってみた。
ブログを見て、身延線市川大門駅から歩いてきた男性は、はじめてこの地をサイクリングで魅力探し。
十谷渓谷の手前の山間地五開地区まで往復してきたとのこと。最初で最後のお客様だったかな(笑)

テレビには、NHKのまるごと山梨など、なんとテレビ東京の太川陽介MCにも取材いただいたこともあった。
高齢なお客様がカートを押して来客され「近くで、便利に、安く買えるからうれしいよ」と喜ばれている。
また閉店前に来られる常連客は「何か美味いものあるかな?」とお惣菜や野菜をお買い求めされる。こんな時は疲れを忘れますネ。
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歩み その10 地域へのお役立ち 出張販売

1)昌福寺の節分、秋のお会式には毎年呼んでいただき、新鮮野菜などを搬入して、特価販売した。
 来場者には、「いきいきさんだ」と声を上げてくれるファンも多い。
 また「いきいき村へまた行くね」とご縁づくりもできるなど地域の元気づくりを実感できる喜びをともにしている。

2)町のよりみちマーケットや、ますほ文化ホールのフリーマーケットにも2年ほど出店協力した。
 当日は店を閉じなければならず、また、その準備と片付けも大変で、労多くして、実り少なかったのは残念。

3)町外では、南アルプス市の10日市場へ2回、つくたべ館スタッフと協力してスペース、費用を分担して出店した。
 また、甲府のえびす講祭りには一度、単独でゆずなどを販売促進する貴重な機会を得られた。
 来場者の多さには圧倒されながら、よい経験と思い出をつくれた。

4)23年の晩秋、甲府の酒折駅前の空き店舗の店頭を無料で借りて、毎週末にゆずなどの販売にチャレンジした。 
 軽トラックに商品と販促ツールを乗せて、午前中、地元客を狙って8回ほど行った。
 同志なかまとともに、血気盛んというか、何でもチャレンジで、ご近所に大きなゆずを配り歩いてごあいさつ。
 また、山梨学院生とも知り合いになったり思い出となった。
 その年、毎週のように雨に降られて、出張販売の難しさを思い知らされた
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歩み その12 主婦のコーナー

1)布ぞうり 21年に、東京のブティック社(旧増穂町出身の志村司郎様が創業社長)を見学できた。
そのご縁で、参加した仲間などとともに布ぞうりの会を立ち上げた。
器用なヤンママたちが(リーダーは同級生なので中年だったか)、古布を持ち寄り、手作りする。
その後、おらが自慢のパートたちは、小学校で、「地域の名人」として教えることにもなった。
お買い求めされた多くの方が、夏には、素足で布ぞうりを履いて、健康的に過ごされていることでしょう。

2) ソックスカバーは、地元のメリヤス会社からいただいた毛糸を使用して、高齢なお二人と中年の方が、上手に手編みしている。
こちらは冬の足元を冷えないようにと、お客様のニーズに沿って、主婦の技が活躍している。

3) 4つ目の空き店舗を借りた旧ふくだや化粧品店を展示や集いのスペース「ふじかわいこい」として開店した。
同店からいただいた大きなテーブルを囲んで、街中プラザ「いきいき村」の「集いと語らい」のコーナーは、和やかな交流の場となる。
主婦の編み物、陶芸品などの創作品の展示販売や、地域の催しの案内チラシもあり、チョットした憩い広場だ。
今、高齢時代になり、このスペースを、「高齢者の居場所」として活用したいという声も寄せられている。

4)図書コーナー いただいた古本や、時々購入する文芸春秋や新書本を無料貸し出ししている。
町には小さな図書室しかないので、関心ある本を探したり、また提供していただく方も多くいた。
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2018年09月28日

歩み その9 いきいき村の目玉商品

目玉商品はいろんな時代の変遷の歩みとなった。
1)ゆずは、富士川町の特産品で、「穂積のゆず」といえば、贈答用に使われて都会人にも知名度が高い。
同地区の望月さんと深沢さんが、ゆず山を大きく所有している両雄です。
いきいき村では、創業時からお二人からいただき、一時はスーパー2店に再販売したことも。
年末には、競い合ってご進物の箱の注文を忙しく捌いていた。
今、高齢化の現実に差し迫っていて、どのように後継者をつくるのかが最大の課題です。

2)平林のトマトは、8月から10月までの稼ぎ頭。標高650mほどの高地で、昼夜の温度差と、朝露により、しっかりと美味に育つ。
1キロ450円とお買い得で、午前中にすぐ売り切れてしまう。
今年は、農家さんには実に気の毒だが、台風の強風で玉が割れたり、落ちたりして、収穫量がガタ減り。
期待して来店されるお客様にも申し訳なく残念だが、天候との戦いの農作物の難しさを教えられている。

3)南部茶は、県の最南端の南部町の香味園久高製茶園からいただき、渋みの濃い、美味の煎茶や、玄米茶などをご利用いただいている。

4)有機村の自然食品は、全国的に有名なこだわり商品を納品してくれます。
特に、調味料では、井上醤油、村山醸酢の千鳥酢、平出油屋の菜種油、味の一醸造の味の母が高価だが大人気。
一升瓶や中瓶でお買い求め客があり、固定客にご利用いただき有り難い。

5)生にんにくは、市川三郷町のみつや農園が大量に生産して、安全安心できるお得な商品。
近年、ご家庭で炊飯器を使い、黒にんにくを加工してしまう方が増えている。
そのため、まとめてお買い求めされる方もいて、喜ばれている。

6)焼津市に嫁いだ従妹に紹介してもらい、駿河湾の新丸正の工場を見学できた。
その後、名品のかつお節を取引でき、添加物を使わない海産物として、お台所用や、ご進物にも着実な需要がある。

7)リーフレンドが卸してくれる自然食品などこだわりのお奨め商品。
中でも、北海道の都平の昆布は、名産品でこの界隈では得られない商品で愛顧客に喜ばれている。

8)市川三郷町のサンペーパーのティッシュ、トイレットペーパーは、ご近所のドラグストアが閉店したこともあり、人気商品。
牛乳パックを再生利用して製造するティッシュペーパーは、吸水性がよいと、固定客に喜ばれている。

・舂米地区の神田さんの原木しいたけは、21年創業時からとても評判が良かった。
 しかし、26年2月の豪雪のためにハウスが全滅してしまった。
 それから、少量生産となってしまい、当店には納品できなくなった。
・アカシア蜂蜜は、長沢区の初鹿野さんが平林の山林でご苦労して養蜂を始めた。
 その美味で、地元の特価商品はとても喜ばれていた。
 近年は、残念ながら密蜂がいなくなり、生産量が少なく、納品が止まってしまい残念。
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歩みその8 いきいき村の人気商品

1)稼ぎ柱で、人気はちゃいむ、パンプキンから納品されるお総菜。
高齢者が朝から待っていて、ご家族やおひとりさまの食事に楽しまれている。
土日にも販売して欲しいと要望もあるが。。。
おかめ鮨やいち柳ホテルの協力を得て、納品あった時は、メニューが多くてお客様にはとても喜ばれた。

2)石和町産の黒にんにく。農業生産法人がニンニクを栽培し、生ニンニクを発酵・熟成したものでポリフェノールやアミノ酸が生ニンニクよりも数倍豊富であり、無臭で、便通など万病に効くと女性にも人気。
自然食品として、高齢者などにとても評判よく、愛顧客が知り合いに紹介したり、収益に貢献している。

3)身延の望月様ご夫妻は、90歳を過ぎても、元気に、上手に曙大豆とその味噌を生産されている。
 一度食べたら、薄味で美味しく、県外のお客様にもおみやげとしても利用されている。

4)伊藤米子様から、店のパートたちが教えていただいた奈良漬は、店オリジナルの開発商品。
愛顧客にご利用いただいたが、白瓜の生産ができなくなったので、今では、みつや農園の奈良漬けが後継ぎ商品となっている。

5)はくばくは、雑穀や大麦の栄養価が全国に浸透して、固定客が多い。
 創業時からのおつきあいで、近年、新商品を積極的に開発し、市場シェアを拡大していることは、おらが町の誇りです。

6)長谷川醸造は、陣中付けと醤油も生産して、固定客に手堅く喜ばれている。

7)横山豆腐の3パック入り豆腐は170円。学校給食に納品されているので、美味しさは保証付き。
夏は冷ややっこに、冬季はなべ物にとても評判がよいです。

8)ジットのリサイクルインクは、全国に知名度を誇っていて、固定客が多い。
 インクジェットやレーザープリンターも注文できるのでお問い合わせください。

9) いきいき村が開発した3つ目の商品はゆずマーマレードだった。
穂積のゆずを南アルプス市のファームフィールドトリップに持ち込み、マーマレードを外注生産。
3年間で約3500個を、東京などの知り合いにも10個単位で販売促進し、スーパー、まほらの湯、塩の華などにも販売委託した。
あのプレミアム商品を販売する甲府のアマノパークスが、美味を評価してくれて、1年間、優良商品コーナーで紹介してくれた。
第3段階の委託生産、販売までいかなかったのは、26年4月町議になってしまったこともあり、生産と営業に手が回らなくなったためで残念でした。

10)5年前にハンダマ(いきいき菜)は夏に強く11月まで出荷できる健康野菜の栽培を始めた。
沖縄発祥のハンダマの苗を中央市の市川さんが苗をもって来店。試食用を口にして、「これはお客様に喜ばれると」取り扱いを決め、苗は300円で販売。その後、農家5名が生産し、お客様に喜ばれている。

遊休農地を借りて、ハンダマと奈良漬け用の白瓜も、男衆が栽培して、収穫。
業務用の食材として、おかめ鮨やいち柳ホテル、荊沢のかわすみさんにもご愛用いただいていた。
昨年から、相棒の郡司さんも高齢で農作業をできなくなり、古希を迎える村長は、町議をこなしながらでは、体がもたないので、農作業は引退となってしまった。
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2018年09月27日

歩み その7 主要な会員農家

いきいき村を支えてくれる貴重な品々を納品してくれる元気な会員も多い。
1)みつや農園は、やさいを最もたくさん出荷してくれるのでほんとに有難い。
豊富な経験、専門的な知恵を駆使して植物園のような畑から四季折々の野菜を納品してくれる。
桃やいちじくのシロップ漬けなども人気がある。

2)身延の望月さん夫妻は、曙大豆のみそを上手に生産し、90歳を超えても、ご家族で大豆の畑作とみそづくりに頑張っている。

3) お総菜のパンプキンとちゃいむは、長沢区の代表だ。
仕出し弁当やとレストランのママたちは早朝、仕込んで自らまたは、ご主人が納品してくれる。
高齢の馴染み客は、朝から待ち望んで、その日の楽しい食事を調達される。
お客様は、互いにお知り合いで、「これが美味しかったよ」などと語らい、推奨してくれる。

4)花屋のハナカは、切り花やきゅうりなどを納品。
お彼岸と盆、また年始には、日曜も返上でお花をお買い求めのお客様に対応している。当店の切り花は、他の店よりも「長持ちして有難い」と喜ばれています。

5)授産施設のワークスペースエムは、甲斐市から数か月に一度、クッキーやコンパウンドケーキを納品。
全国の観光土産店から受注生産しているほど優れた食品を製造している。
アウトレットや過剰生産品を納品いただき、特価販売してお客様に喜ばれている。

6)授産施設のゆあーず&ゆーずも、いろんなパン作りに工夫して、120円〜160円のパンを販売。
残った場合は、村長の小遣いで買い取って協力している。
近年、エコ21の指導をいただき、EM液の生産をできるようになっている。

7)EM液を生産するエコ21グループは、主婦グループが循環社会を具体化したいと、バクテリアの力を利用した商品を開発販売。
いきいき村と同年に発足して、EM液の利用を積極的に広めている。
さまざまな利用法があるので、農家や家庭菜園、また、台所の生ごみ処理や消臭のためにペットオーナーにも愛用されている。
バクテリアの力により、プールの青藻をやっつけてしまうので、保育園の水張りをしたプールにEM液を散布しておくと、
青藻が生育しないで、翌年の清掃がとても楽になると、ここ数年、喜ばれて利用されている。
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歩み その6 懐かしい惜別した会員農家など:

・市川三郷町の伊藤米子様は、10年前から身延線鰍沢口前の朝市で知り合った篤農家。
採れたて野菜、生姜菓子、奈良漬け、梅干しなどをバイクで納品いただいたことも思い出す。
最大の収穫は、パートたちに奈良漬けの作り方を伝授してもらい、見事にオリジナル奈良漬けを販売できたこと。
男衆が、遊休農地を借りて、白瓜を栽培。何10キロもの白瓜を、パートたちが教えられたレシピに沿って、大きな樽に上手に奈良漬けを製作し、美味しいと評判の輪を広めた。

・同級生の秋山君は、平林で生産した原木しいたけやトマトを3年納品してくれた。
しかし、なんと短い人生を閉じてしまい、悔しい限りだった。明るい元気な声が今でも聞こえるよう。

・大きなゆず農家の望月さんの奥様が亡くなり、その2年後から、ご主人もすっかり元気がなくなった。

・平林のトマトを出荷していた農家も、ご主人、奥様も逝ってしまい、今では、唯一の方からいただいている。

10年間で、会員農家が8人も先立ってしまった。
25年には、最大の陰ながらの協賛者だった母が亡くなった。
18年には、介護のために帰郷したが、19年の産業観光や21年いきいき村の創業と軌道に乗せるために夕飯を思うようにともにできなかった。
寂しい思いをさせたり、晩年親孝行できずに、後悔している。
母が最期に残した言葉は、「一緒にご飯を食べようね」と家族のだんらんの大切さを教えてくれて逝きました。
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2018年09月26日

いきいき村の歩み その5 富士川流域の農産物と加工食品

甲府盆地の最南端の富士川町は、昭和中ごろまでは全国と同じように養蚕が盛んで、桑畑ばかりだった。
養蚕業が衰退して、穂積には柚子が、平林にはトマトが栽培され、ぶどうや、ラ・フランス、シイタケを始めた農家も多くいた。

富士川町は22年に増穂町と鰍沢町が合併した。
扇状地であり、石が多い土地には野菜は難しく、桃、柿や梅も植栽された。
特色あるご当地野菜を作れると、「地産地消」と6次産業化も推進できるが、農地も狭く消費市場も小さく環境が厳しかった。
富士川流域の特産のやさいといえば、甘々娘、大塚人参ちぢみほうれん草、(市川三郷・)、
富士川町では、平林トマト、DSC00671.JPG

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小林のなすくらい。南アルプス市の南湖にはハウスのトマトがたくさん生産されている。

果物では、富士川町には、ぶどう、すもも、柿(ころ柿、あんぽ柿)、ラ・フランス、ゆず、キウイー、干し柿、最勝寺の桃がある。
南アルプス市にはりんご(塚原山)、さくらんぼ、ももや、梨(若草)など。

加工食品では、いきいき村には、ゆずマーマレード、桃・りんご、いちぢくのジャムやシロップ漬、梅干、曙大豆、曙大豆味噌、南部茶が販売されている。
食品スーパーやまとに、南部町の久高製茶香味園の煎茶と黒にんにくを卸販売したことも。
一昨年、やまとは惜しまれながら倒産してしまい、いきいき村も2万円弱の不良債権を計上している。
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いきいき村の歩み その4 お客様の移り変わり:

5年前をピークに、現在、個人・法人の取引先が80余会員となっている。
一日来客数は、10年目の計画時の40人前後まで減ってしまった。
高齢化が深刻になり、客数が減り、さらに今年の酷暑もあり、悪戦苦闘の連日です。

平成21年ごろは国道52号にもまだ客足も見出せたが、街に賑わいは、オギノ新店の登場などですっかり東部に移ってしまった。
しかし、杖をついたり、カートを押してくるお客様は、「近くで、便利で有難い」ととても評判が良い。
オギノまでも「遠くて買い物が不便」と街中プラザ「いきいき村」の存在を喜ばれている近年です。

パート従業員4人と村長で販売担当して、お客様とふれあいの語らいに努めている。
小学校からの友人など農産物を出荷してくれる仲間もいたり、人間関係は恵まれていた。
土曜の担当は、村長と内助の功 女房が行う。
27年までは、日曜も午前に開業していた。
土曜日は5時ごろまでだが、地元のお客様や、ゆずの季節など県外のお客様も、「開いててよかった」と喜ばれたことも遣り甲斐だったが。
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2018年09月25日

その3 21年の創業時、一日当たりの計画客数

その3 21年の創業時、計画では、一日当たりの客数を、40人と試算した。
町内に知れ渡るまでは、四苦八苦ながら、口コミを通じて、徐々に、お客様が増えはじめ、最高1日80人の記録もあったが。
町や、県の広報雑誌などにも掲載いただき、ブログを通じて県外にも存在が知れ渡ってきたようだ。
5年ほど前には、ゆずマーマレードや奈良漬け、ハンダマなどオリジナル商品が揃っていた。

創業から5年ほど、町内外のお客様が、いきいき村にいけば、「買える商品、何か面白い品がある」と来店数が増えてきた。
現在は、創業初期の40人を前後している。高齢化により、客単価も800円を割っていて、厳しい決算となっている。
暑いとき、雨のときなどはそれ以下もある。

地域活性化として参加型、会員制で委託販売と買取り販売を続け、富士川流域での「地産地消」に努めている。
モットーは「街と人々が元気に明るく!」、「感謝と喜びを分かち合い」。
ゆず.GIF
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2018年09月23日

青柳町商店街を知ろう、考えよう!の会にお誘いです

6月末、山梨日日新聞に街中プラザ「いきいき村」が来年3月末に休止する記事が大きく載りました。
お客様も会員農家も高齢になり、「お買い物を近くで、顔の見える農家の野菜やお総菜を買いたい」、
「何とか続けて欲しい」という声が多い近年です。
「村長も高齢になり、後継者を探す」ことも社会的な役割の必とかと思っています。
新聞を見て、「何とかしたい」と駆けつけてくださる方も何人かいました。
当店の10年の歩みについてご覧いただき、お客様と農家会員のご協力に感謝しながらの集いを設けました。
富士川町の丸の内?ともいえる立地にある街中プラザ「いきいき村」に、ご関心ある方々とともに、「青柳町商店街を知ろう、考えよう!」の会を9月28日(金)8時〜11時半に行います。

忙しい方は、後半10時半ごろからの「いきいき村についての意見交換」だけでも、どうぞご参加ください。
直近の商店街を歩いて、昔を振り返り、今後を話し合いませんか?
1.ふじかわどりいむでモーニング・サービス(平日は朝7時から利用できますよ)を食べながら、商店街の実情について話し合いを。
パンなどお買い物もどうぞ。

2.県道42号線を散策 状況を目の当たりに見ましょう。
町の歴史文化施設「青柳宿」はどのように活用されるのでしょう?皆さんの要望も聞かせてください

3.街中プラザ「いきいき村」で、意見交換します
 1)産業観光の65回の活動を通じた「県内の魅力探し」を今後も続けられるか? 
  延べ178か所、1258名が参加した状況を聴き、県の魅力を理解しませんか。
 2)同店の10年間の地域活性化に努めた歩みと今後について
 「地産地消」や、地域おこしの難しさと喜びを聞きます。来年度以降、店がどのように移り変わるのか話し合っていただきます。

町内外の誰でもご関心ある方をお待ちしています。アンケートにご協力ください。
参加費:700円(朝食代、飲み物、資料代、団体障害保険料)
集合・解散: ふじかわどりいむ 及び、昌福寺南の2か所の駐車場
後援: 山梨日日新聞・山梨放送、
お問合せ・お申込みをお待ちします。 Tel/Fax:0556-48-8177
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2018年08月28日

街中プラザ「いきいき村」の10年間の歩み その2

商店街の移り変わり
昭和30〜40年代、青柳商店街はずらりと個店が並び、他町からも来客が多く賑わい良き時代だった。
一業種で5つほどの店舗があった。履物や、豆腐屋、銭湯も。
平成に入るとスーパーに客を奪われ、商店街は徐々に寂れてしまった。

商店街をなんとかしたいと、19年からJAふじかわ、商店会の方々や望月利樹県議(当時町議)、いち柳ホテルの社長などとも
勉強会を1年程行ない、有志と検討を重ねた。
大型の空き店舗を2軒開けて、岩崎健一コンサートややさいの直売、展示会などを実施。
その2軒は、更地になったり、また、教会が建つなど商店街の変遷の象徴である。

21年4月、街中プラザ「いきいき村」の開業は3つ目の空き店舗利用だった。
銀行の真向かいに大きなシャッターが閉まっていたが、郵便局のお客様にも寄ってもらえると、家主を説得して開業にこぎつけた。
仲間たちと、21坪の空き店舗を埃にまぎれた物置状態から、1週間ほどかけて片付けを行った。
北杜市の大工さんとリフォーム業の友人などと町からコミュニティビジネスの補助金100万円を3年にわたり、50,30,20万円いただき改装した。
外装は、峡南地方の檜材を使った、丸太で外壁をつくり、ログハウスイメージ。
内容は、檜の香りを感じられる壁に仕上げてもらった。
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街中プラザ「いきいき村」の10年間の歩み その1

Image527.jpg「おらが町を元気に明るく」をめざして、街中プラザ「いきいき村」の10年間の取り組みについて連載で紹介します。
地元の方や、ご関心をともにする方々にもご理解いただければ幸いです。
(山梨県立大学生50人程が研修で来店したときに、お話しした内容を本年版に直したものです)

平成21年4月:「いきいき村の会」を会員制の参加型直売所を開業。
10年目「地産地消」と町にふれあいの交流が広まるようとに取り組む。
街と人々が元気に明るく!街中プラザ「いきいき村」では、「地産地消」の推進と「商店街の賑わい」に努めています。
高齢なお客様の要望を受けて、地域のお買い物にお役立ちできるようにボランティア活動を続けています。
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